副業ストックフォト(レンタルポジ)で、クリエイターとして写真を販売した副業収入を公開します。この記事では2023年1年間のストックフォトサイトの副業収入(売上実績)を集計し公開します。最新情報です。
この記事は、これから副業でストックフォトのクリエイターを始めようと考えている方々や、「ストックフォトは稼げない」と感じてる方々を、対象に書いています。副業ストックフォトサイト選びの参考にしてください。
はじめに
副業のストックフォトの2023年の年間副業収入は順調に推移しました。
体感ですがストックフォト全体のダウンロード数が伸びてきていて、新型コロナ前に戻りつつある状況が分かります。
円安の効果でシャッターストックとアドビストックのドル建て売上が円換算で増加しています。輸出企業と同じ原理で、円安で売上高が伸びます。
副業としてのストックフォト
ストックフォトは、副業としても人気があります。自分が撮影した写真やイメージ素材をストックフォトサイトにアップロードし、顧客からの購入によって報酬を得ることができます。報酬は、ダウンロード回数やライセンスの種類に応じて支払われます。副業としてのストックフォトは、自分のスキルや趣味を活かしつつ、自分の時間やスケジュールに合わせて働くことができる点が魅力的です。ただし、競合が激しいため、高品質な作品を提供し、効果的なマーケティング戦略を立てる必要があります。
参考:ストックフォトのススメ
現在販売中のストックフォト
自分が現在クリエイターとしてポートフォリオを公開して写真を販売しているサイトは次の通りです。おまかに自分のストック素材の登録枚数の多い順に並んでいます。
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シャッターストック:世界最大級のストックフォトサイトの一つで、高品質な写真やイラスト、動画素材を提供しています。
- フォトライブラリー: 日本国内の写真やイラスト素材に特化しています。
- ピクスタ: 日本国内の写真やイラスト素材に特化しています。
- アドビストック:クリエイティブアプリケーションで有名なAdobeが運営するストックフォトサイトで、高品質な写真、イラスト、動画素材が豊富に揃っています。
- ゲッティイメージズ:高品質なプロの写真家による写真素材が豊富に揃っているストックフォトサイトです。
- iStock:ゲッティイメージズが運営するストックフォトサイトで、個人撮影者による写真やイラスト素材も豊富に取り揃えています。
ポートフォリオ
自分のストックフォト素材のポートフォリオは、ストックフォトを開始して以来、旅行用の素材が中心です。機会があれば人物や物撮りなどもやりますがかなり枚数は少ないです。
旅行には様々な要素が含まれており、美しい景色や建物、地元の文化や食べ物など、ストックフォトサイトに登録されている素材は多岐にわたります。そのため、企業や個人が広告やウェブサイト、プロモーションなどで利用する素材として、旅行関連のストック素材は需要が高いです。
2023年ストックフォトサイトの副業収入ランキング
2023年のストックフォトサイトの副業収入ランキングを公開します。今一番売れる写真の副業ストックフォトサイトが分かります。
2023年年間ストックフォト副業収入
正確な売上の数字は、規約上公表できませんが、シャッターストック・アドビストック・ピクスタ・フォトライブラリーの4社合計で、約5,700ダウンロードで約50万円の売上です。副業としては十分な金額です。シャッターストックなどの米ドル建の売上は、実勢レートで円換算して集計しています。
前年比でいうと、ダウンロード数は15%増、売上は29%増、販売単価は12%増でした。
売上増の要因は、販売単価の増加とダウンロード数の増加によるものです。
販売単価の増加は、円安の影響によるところが大きいです。2022年年初に比べ2023年末で20%ほど円安が進みました。
売上上位2社の売上はドル建てです。ドルベースでは若干販売単価は下がりましたが、円安効果で、円換算での販売単価が大きく上昇しました。上位2社の売上が総売上の大分部分を占めているので、全体の販売単価も大きく12%上昇しました。
副業ストックフォトサイト選びの参考にしてください。
売れる写真のストックフォトサイトのランキング
2023年の年間ストックフォトサイト副業収入ランキングは次の通りです。
- シャッターストック
- アドビストック
- ピクスタ
- フォトライブラリー
ゲッティイメージズとiStockはあまりにも数字が小さいもしくはないので集計していません。
副業収入ランキング首位:シャッターストック
やはり2023年も副業ストックフォト収入ランキングの首位は、シャッターストックです。今一番売れる副業ストックフォトサイトです。
マイクロストック業界でシェアが最大なだけあって、個人の副業収入もダントツ大きいです。
副業収入の50%以上をシャッターストックが稼ぎ出しています。
新作投入効果で、ダウンロード数も売上も順調に伸びました。
現在、副業ストックフォトでシャッターストックは一番おすすめです。
副業収入ランキング2位:アドビストック
2023年の副業ストックフォト収入ランキングの2位は、アドビストックです。世界中に販売できる副業ストックフォトサイトです。
販売単価はシャッターストックより大きいですが、販売枚数が少ないです。
シャッターストックの売上に迫りつつあります。
前年比でダウンロード数が50%、ドルベース売上が40%増加しました。2021年よ積極的に新作を投入してきた成果が出ています。今後もアドビストックに注力していきます。
現在、副業ストックフォトでアドビストックは特におすすめです。
副業収入ランキング3位:ピクスタ
今月の副業ストックフォト収入ランキングの3位は、ピクスタです。日本国内に特化した副業ストックフォトサイトです。
副業ストックフォト収入全体に占める割合はかなり小さいですが、前年比でダウンロード数、売上ともに大きく伸びました。
現在、副業ストックフォトでピクスタはおすすめです。
副業収入ランキング3位:フォトライブラリー
2023年の副業ストックフォト収入ランキングの4位は、フォトライブラリーです。
前年比でダウンロード数、売上ともに減少した唯一のストックフォトサイトです。コロナ禍が終わったにもかかわらず、売上が減少していますので危機的状況と考えられます。
フォトライブラリーの売上は超低迷中です。私のポートフォリオ(主に海外旅行を中心に)では将来的にこのサイトでの売上は期待できないと考えています。サイト全体の売上もかなり落ち込んでいることが想像され、サービス終了の可能性を考慮する必要があると感じています。新規登録を停止し、ポートフォリオの削除も検討していますが、手間がかかりそうでまだ取り組んでいません。
フォトライブラリーの将来に対して、ネット上でも多くの人が悲観的な見方をしているようです。私もその一人であり、今後の展望に対して強気になる要素が見当たらない状況です。ただ、登録作業が無駄にならないよう慎重に行動したいと思っています。ストックフォト業界は変化が激しいため、他のサイトでの活動にも注力していく予定です。
世界のストックフォトサイトの副業収入ランキング
過去のストックフォトサイトの副業収入ランキング
過去のストックフォトの副業収入ランキングの記事をアーカイブします。
まとめ
2023年はヨーロッパと東京の素材が売上をけん引しており、特にヨーロッパの風景や都市が多くの顧客に支持されています。東京も成長中で、国内外のウェブサイトやマーケティングキャンペーンで活用されています。
ストックフォトで使用しているカメラや機材
これから副業としてストックフォトを始めたいという方や、すでに副業としてストックフォトをやっているが機材をグレードアップしたいという方のために、ストックフォトで使用しているカメラや機材を、以下の記事で紹介しています。参考にしてください。
参考記事:副業ストックフォトで使用しているカメラ・レンズ
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