今日もストックフォトのネタです。2017年のダウンロード数実績を分析していたら、韓国の販売率がヤバいことに気が付きました。
2017年1月から8月までのシャッターストックでのダウンロード数実績をベースに販売率を算出。上位5カ国は以下のようになりました。
販売率上位5ケ国(シャッターストック2017年1月~8月)
ここでいう販売率とは、ストック素材の販売のしやすさを意味します。期間中のダウンロード数を素材の登録数で割って算出しました。
上位5カ国のうち、フランスを筆頭にヨーロッパの国が4ケ国を占めます。これらは昨年後半より新作をジャンジャカ投入していますので、ある意味当然の結果です。
驚くべきは3位の韓国
新作投入は殆どないのに高い販売率を維持していて、新作を投入しているスペイン、ポルトガルより販売しやすいという結果になりました。販売効率だけを考えたら、スペイン、ポルトガルより韓国の素材を優先して投入した方が良さそうです。
なぜ、韓国は販売率が高いのか?
販売率が高い原因として考えられるのは、競合が少ないということ。
韓国はそれなりの経済規模がありますので、そこそこ需要はあると思います。
供給が比較的少ないのではと思います。その理由は世界的に人気がないからではないでしょうか。ストックフォトの一大勢力となっているのがタイ人カメラマン。タイ人は昔からあまり韓国が好きではないのです。
また薄利多売なのがストックフォト。平均収入が日本人と変わらない韓国人は、大して金にならないストックフォトなんかは撮らないのでしょう。
そこそこ需要があるのに供給量が少ないために、韓国の販売率は高くなっているのです。
早速、過去に撮影した写真から韓国の素材の掘り起こしをしてみます。すぐに結果が分かるものでもないので、年末か年明けに再度実績集計・分析したいと思います。
掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。
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